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笹倉及介の日記ブログ

無駄に思う贈り物についてのこと

毎年この時期になると、とくに贈り物をするような人は居ないのに贈り物のことについて考える。いったいぜんたいどういう経路でその考えに行き着くのかわからないが、たぶん贈る相手は家族だ。それ以外にはありえない。ありえないんだから。
いったい何をもらったら嬉しいかということだけれども、まず自分がもらって嬉しいものを考える。貰うあては無いが、考える。
こけしとマトリョーシカどっちがいい?と言われたら両方貰いたいが、断腸の思いでこけしを切ってマトリョーシカにする。そういう贈り物をしてくれるような奇特な人物はまず市内には居ないだろう。もし居たらご連絡まで。
他にも例えば、雪だるまやツララなどを贈られたらとても嬉しい。できれば冷凍庫に入る大きさのものにしてくれ。
難易度をさらに高くしておくと、箱なんてどうだろうか。贈り物が箱。中身は無い。最高の箱が欲しい。完璧な材質と装飾の箱のみ貰えたらとても嬉しい。中身を詰めて贈り返すなんてことはしない。開けずに飾っておくことにする。開けずに飾っておけるのは中身が入っていないときだけだ。
なるべく、役に立たない、見てるだけで幸せになるような、邪魔にならない、そういうものが欲しい。そして僕が持っていないもの。子供が喜ぶようなものを与えておけばよろしいというわけではないので注意が必要だ。なかなか難しいのだ。
僕が貰う側の話は本来どうでも良い。僕が何を贈ろうかという話の方が重要なのだ。贈る予定も当然無いが。
真面目に考えると、靴下なんかいいんじゃないかと思う。この時期寒いし、ちょうど良い。暖かいと幸せになるのでもってこいだ。
他には思いつかない。なにしろ贈る予定がないんだ。