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笹倉及介の日記ブログ

ZOKUDAM

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これは読まなくても良かったのでは…(良い意味で)。
どういうことかというと説明は難しいが、つまり、読んで何ら得られるものはなかったし、ストーリー的に盛り上がったり感動したりという心情の変化が僕自身に起こらなかったけれど、十分に楽しめたし、面白かったということ。ストーリーが盛り上がる前のごたごたを延々と続けているお話。最後の方にちょっとだけ良いことが書かれていたけれど、それはどこかで森博嗣が以前書いていたことだったし、まあ得られるものは何もなかった。でもそういう小説はとても好きだったりする。他には例えば京極夏彦どすこい。 (集英社文庫)なんかが当てはまる。
正義のヒーロー、つまりゴレンジャーみたいな組織が実際に企業として活動していて、その企業に就職してしまった人が、「こんなの現実的にあり得るのか?」とツッコミを入れながら話が進む…ことはなく、なんだか関係ない方向に混ぜっ返されていく。ヒーローものに対するアンチテーゼとして書かれている…ような気がして実はロボットを作るエンジニアの物語だったり…よくわからないけれど特に意味はないような物語。きっと計算されているのであろう。

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