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笹倉及介の日記ブログ

読み上手書き上手

読み上手 書き上手 (ちくまプリマー新書)

読み上手 書き上手 (ちくまプリマー新書)

  • 私たちがふだんやっているのは、思ったことをだらだらとブログに書いたり〜〜 赤の他人が読むという行為が下敷きになっていません。
  • 良いものを書くには、「読む」ことも大切だ。
  • 読めたとは、「この本の中のどこが面白かったか」「読みどころはどこか」「著者が言いたいことは何か」「読んだ貴方自身がそこから何を連想したか」「学んだことはどこか」「引用したい部分はどこか」を質問して、すぐに話せるかどうか。
  • わかりやすいながらも、漢字が多く、中身がたくさん詰まった本を読むと良い。
  • あらゆる姿勢で本が読めるようになると、あらゆる時間に本が読めるようになるのでオススメ。
  • 読めるようになってくると、面白い本を探すアンテナも鋭くなってくる。
  • 読んだ本について話すことが本の吸収度を上げる。
  • 本屋にあるようなポップを作ると、内容をしっかり読めるようになる。というか、そうでなければポップなど作れない。
  • 引用文をまず先に打ち込むと、量が稼げるし安心できる。
  • 何故その本を勧めるのか?を書いてみよう。キャッチフレーズも作ってみよう。
  • 漫画を文章に起こすと訓練になる。好きな漫画をノベライズしてみよう。
  • 書く量をだんだん増やしていく。原稿用紙50枚が目標。
  • お気に入りの本や漫画に対して発問し、答えを考える。問いではなく発問。
  • 注目するキーワードを決めて、お気に入りの本のキーワードを探して目印をつけてみると良い。
  • 小説の場合、心情の変化に注目する。
  • キーワードマップを作ってみると面白い。自分が気になることをリストアップして図にする。
  • 構想は頭ではなく紙の上で練れ。メモは非常に重要である。
  • 課題文で自分の経験をすくい取る。
  • 今まで印象に残った文章、言葉は何か?

電車待ちの時間に駅ビルの本屋へ立ち寄って購入。何でも良かったのだが、このタイトルを見た瞬間「おっ」と思ったので迷わずに買った。この著者の文章術の本は以前にも読んだけれど、面白いし、実用的だと思った。自分でも小さいことから始められることが書かれているので、やってみようという気になるし、それで上達するような気もする。
やっぱり僕が文章術、読書術の本に惹かれるのは、文章をうまく書けるようになりたいし、たくさんの本を読みたいからだ。
この本を読んで一つ気づいたことは、文章を書いてお金を儲ける人は無理矢理分量を稼いでいるので、一冊の本で言いたいことはあまり無いのだろうということ。小説は別だろうけれど、新書やビジネス書ではそれが言える。