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笹倉及介の日記ブログ

青空文庫のテキストファイルを一括リネームするために必要なソフト

青空文庫というのは便利ですね。過去の文豪の作品が無料で読める。
例えば、宮沢賢治セロ弾きのゴーシュという作品は青空文庫で公開されていて、無料で読むことができるのだ。
図書カード:セロ弾きのゴーシュ
ここでテキストファイルがダウンロードできる。ファイルを解凍すると、serohikino_goshu.txtというファイルが出てくる。それを青空文庫ビューアで読むのだ。青空文庫ビューアにはいろいろな種類がある。僕はsmoopyというソフトで読んでいる。

こんな感じになる


フォントの種類や色、背景などは自分の好みに変えられる。僕はパブリフォントというものを使っている。横書きよりも百倍くらい読みやすい。

ファイル名がわかりにくいのだ

「serohikino_goshu.txt」はすごくわかりにくいファイル名だ。
一つの作家のファイルを一気にダウンロードして、全部読んでやろう!というときにはあまり気にならないけれど、僕はいろんな作家の気になる作品をとりあえず適当にダウンロードして、あとから「今日は何を読もうかな?」と決めるので、ファイル名がわかりにくいとすごく困る。テキストファイルなんだから、グーグルデスクトップなどを導入したり、ファイル内を検索するなどして、簡単に目的のものを見つける方法はたくさんあるかもしれないけれど、ファイル名はわかりやすいに超したことはない。

serohikino_goshu.txt → 宮沢賢治_セロ弾きのゴーシュ.txtというふうにリネームしたい

青空文庫のテキストファイルは必ず一行目にタイトル、二行目に作者名が書かれているので、
「ファイル名を、テキストファイルの一行目と二行目をもとにリネームする」
これをソフトで自動でやってもらいたい。リネームするソフトを使えば簡単にできるはずだ!という思いのもと、必死に探したら、
練馬の詳細情報 : Vector ソフトを探す!
練馬プラグイン テキスト情報取得マクロの詳細情報 : Vector ソフトを探す!
これらでそれができるということがわかった。このソフトでいろいろいじくった結果、下のようになった。

処理前


みづらい。この中から目的のファイルを探すなんて、発狂しそうだ。一応、作品名をローマ字にしたものがファイル名になっているが、作家が混在するとわけがわからなくなる。

処理後

上の画像のものが、数クリックで一瞬の内にこうなる。

見やすい。ついでに拡張子も変えて、その拡張子をsmoopyに関連づけすれば、ダブルクリックでsmoopyが開くようになったりもする。快適な読書生活が送れます。

何故書くか、というと青空文庫のファイル名がわかりづらくて簡単にリネームしたい人は多いんじゃないかと思ったからだ。なのに、「青空文庫 リネーム」でグーグル検索などしても、簡単に一括リネームする方法が出てこなかった。その答えがここにある。上記ソフトを使うと簡単に素早くリネームできるのだ。でも、このソフトを具体的にどうやって使うかは書かない。めんどうだから。

追記

これはWindows用。Mac用には青空文庫MacRename