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笹倉及介の日記ブログ

現在の未来

レトロフューチャー」という言葉がある。前世紀、高度経済成長等の時代に、2000年くらいの年代になったらこんな薔薇色の未来が待っているよ!という期待のなか、少年雑誌等を主体に描かれた空想だ。
今現在、そういうふうに空想されていた、希望に満ちあふれた時代にきてしまったわけだけれど、空想が現実になったとは言い難い。まあ、コンピュータとインターネットの進歩は空想をはるかに超えているが。
気になるのは、現在の未来はどうなっているのか?ということだ。現在描かれている夢の未来、レトロフューチャーじゃなくて、モダンフューチャーはどうなってるのか。そういうのにお目にかかりたいとすごく思う。量子コンピュータとかナノテクノロジーとかなのだろうか。最近僕のなかで盛り上がってるのは仮想現実、拡張現実だけど、科学雑誌には取り上げられないし。
レトロフューチャーは、その当時はモダンフューチャーだったのであって、今現在思い描かれている未来はその未来の時代にならないとはっきりしないものなのだろうか。
と、昨日から今日にかけて考えていました。できれば僕は電脳コイルの世界が現実になればいいなーって思ってます。