2001年宇宙の旅
- 作者: アーサー・C.クラーク,Arthur C. Clark,伊藤典夫
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1993/02
- メディア: 文庫
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修論も書き上げたことですし、暇を持て余せるなーと思いきや、結構忙しい毎日を送っています。そして絶賛読書期間です。積ん読消化強化期間です。いま数えたところ、25冊読んでいない本があったので、なくなるまで一日一冊以上は読んでいこうと思っています。でも減っていくのを見ると、とても本が買いたくなってしまう。が、我慢だ。
と言うことで、2001年宇宙の旅です。この本は古本屋で100円で買ったものだけど、100円でこんなにおもしろい本が読めるとは、良い時代になったものだ。2009年だよ?ちょっと信じられない。来年は200X年メガネが使えないんだよ?
たぶんこの小説は実際におもしろいと言うこともあるけれど、2001年を過ぎてしまったということもおもしろさを増していると思う。まだ人類は月に一度立ったきり宇宙への進出はしていない。探査機はいろんな所へ行っているけれどね。宇宙への進出はいつになることやら。
モノリスの元ネタを初めて知った。あらゆるところでパロディ化されていて、もう元ネタなんか知らなくても楽しめるほどの存在だったモノリスだけど、こんなものだったのか。というか、よくSFに登場するギミックがたくさん登場したが、すべてこの本が元ネタだったのか。宇宙船が人工知能だったり、宇宙人は思念だけの存在で…とか。長門さんのボスもこの辺が出身地なのだろうか。