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笹倉及介の日記ブログ

確かに話は下手かもしれない。でも嫌いじゃないよ。

【人の話を全く聞かずに、自分が言いたいことばかり話す】
相手の話を聞くのは会話の基本。「話し上手は聞き上手」とも言いますからね。でも、こういう人たちは、会話に割り込んで自分の自慢話に持って行き、延々ひとりで話す。こちらはひたすら聞き役にされ、質問しても合いの手を入れても無視。“会話のキャッチボール”というより、“会話のドッジボール”になっている場合が多いです。会話する気がないなら植物かペットにでも話し掛けたらいいのでは?

【まず否定から入る】
これはかなり不評みたいですね。「違うよ」「いや」「でも」「ていうか」から話に入る人。話の主導権を握りたいだけなのか、それに続く言葉が別に否定でも何でもない場合も多い。こういう人と話していると、無意識下に嫌なイメージが植えつけられてしまいます。

【面白い話をするとき、途中で自分で笑いだしてこっちには何の事だかわからない】
面白い話をしている本人が笑いすぎて、聞いているほうが意味がわからないパターン。「昨日〜ウフフッあのっ(笑)歩いてたらさ(笑)思い出すと笑える!」みたいな感じで言われると、最初は落ち着け!と笑いにつられますが、結局何が言いたいのか理解できず、「大変だったね」としか言えなくなります。

【相手の話にいちいち対抗したがる】
「〜で大変だったよ!」という話に対して、「それならまだいいよ!私なんかね〜」と、すぐに会話の主導権を奪う人。先に話した人がシュンとするし、場のテンションも下がります。あと、別に会話は知識のひけらかし合戦じゃないのに、「○○知ってる?」とまくしたてる人。こっちが「知ってる」と言おうものなら、「じゃあ、○○は知ってる?」とムキになって喧嘩越しで張り合ってくる。疲れます。


こういう記事をみていると、自分自身、気をつけようと思うのだけれど、それと同時に嫌な気持ちになる。

上の引用はごく一部で、引用元にもっとたくさんの例が載っている。確かに例の通りの人は話が下手かもしれないし、相手をしているとイラッとしてしまうだろう。
そして、僕は上記の例に極端に当てはまる人を知っている。

でも、その人は話は下手だけど、僕はぜんぜん嫌いじゃない。リンク先の文章は、「話の下手な人は嫌い」みたいな流れになっている。でもそうじゃない。嫌いじゃないんだ。ただ、こういう記事を見ると、その人を見下したり、嫌いになってしまうような気がしてとても嫌だ。話が下手ってのは嫌う理由にならない。

この記事の例の部分は、「嫌いな人を観察していたら、話が下手だった」という例が書かれているのだ。「話の下手な人=嫌い」ではない。

あの人、っていっても誰かわからないだろうけれど、の話が下手なのは確かなんだ。そりゃあもう下手。イラッとしてしまう。僕も下手だけどそれよりも極端に下手。でも嫌いじゃないよ。男同士だから好きとは言いづらいけどさ、まあ好きですよ。大好きだ。みんなからも好かれている。
僕の言いたいことは、
「ダメ=悪」「下手=嫌い」じゃない! むしろ僕は好きだ!

と言うことです。

「嫌い」ってのはもっと激しいものだし、もっとわけのわからないものだと思う。