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笹倉及介の日記ブログ

軽トラについて思う

以前から気にかけていることなのだが、軽トラについて思うことはたくさんある。それは、運転手が必ずおじいちゃん、助手席には必ずおばあちゃんということだったり、車の色は白、木の葉マークを装備し、自由をはき違えたかのような縦横無尽の運転作法だったりするというとても魅力的な車だからだ。先日はバックミラーに映った物凄くかっこいい軽トラの運転手を見た。もちろんおじいちゃんで、完全に農作業へ行く途中という出で立ちだったのだけれど、老けるのならあのように老けたいと思わせるようなナイスなジジイであった。

で、今まさに、軽トラのドアが開けっ放しの時になるアラームが鳴っているのである。僕の部屋からも聞こえるので、非常に気になる。あれは絶対に大家さんの軽トラだ。大家さん、ドアを開けっ放しにする癖は辞めたほうがよいですよ。雨が降っているので車の中がびしょ濡れですよ。すいません、それよりもうるさいので止めて貰えませんか。

軽トラというのは、タイヘンな乗り物である。縦横無尽にあっちへ行ったりこっちへ行ったり。軽自動車なのにタイヘンな量の荷物を載せることができるし、雪道山道何のそのである。乗っている人も、一筋縄ではいかない人物であるように思えてくる。クラウンから出てくる男よりも、軽トラから出てきた男のほうが、絶対に強いと思う。いろんな意味で。