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笹倉及介の日記ブログ

バームクーヘンのへき開


バームクーヘンを食べた。このお菓子は一層焼いて生地をつけて、また一層焼いてを繰り返す。そうして同心円状の年輪みたいな構造のお菓子ができあがる。とても手間暇かかっているお菓子だ。

バームクーヘンには面白い性質がある。同心円状の円にそって壊れやすいという性質だ。写真のように、フォークを層に沿って立てると、層の間と間から離れるように壊れていく。これにより、バームクーヘンを外側から剥いて食べるということが可能になるのだけれど、もちろんそんなことはしない。
そうではなくて、これは「へき開」という性質なのだ。つまり、規則性を持っている構造で、特定の方向に対しての力に弱いので、ちょっとの力でつるっと綺麗に壊れてしまうという性質だ。竹が真っ直ぐに割れるのと一緒かも。さけるチーズもそうかもしれない。
パソコンの心臓部であるCPUの材料も、この性質を利用して作られている。あれは実はとてもミクロな世界でバームクーヘンのように規則を持った構造をしているのだ。
世界で一番硬い物質とされるダイヤモンドも、この性質を利用すれば、バームクーヘンのように簡単に壊れる。
実はバームクーヘンみたいな構造の物質もある。カーボンナノチューブと言うんだけど…
めんどうなので、僕は説明を省く!

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