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笹倉及介の日記ブログ

きゅうり

最近よくきゅうりを食べる。実家の家庭菜園で栽培しているからだ。

この野菜には全く栄養がないらしい。全く無い。皆無らしい。

wikipediaにはこんなことが書かれている。

キュウリは全体の90%以上が水分で、栄養素はビタミンC、カロチン、カリウムなどが含まれるが含有量は非常に低い。その低さたるや、「世界一栄養が無い野菜」としてギネスブックに登録されるほどである。さらに、キュウリにはビタミンCを酸化させる酵素(アスコルビナーゼ)が含まれるため、食べ合わせによっては他の食品の栄養までをも奪っていく取り扱いの難しい野菜である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%82%A6%E3%83%AA

どうやら栄養が全く無いだけでなく、むしろ栄養を奪ってしまうマイナス要素を持った野菜らしい。まじかよ。

きゅうりって、けっこうポピュラーな食べ物で、年中見るような気がするし、サラダにはきゅうりが入っているものだし、漬け物だってきゅうりはメインの存在だ。それなのに、栄養的に全く何の足しにもならないという。きゅうりは食感や味、食べること自体を楽しむためにあるだけで、食べてからどうこうと言う話には全く参加してこないわけだ。きゅうりを食べると体に良いというような話も全く無い。いくらテレビでもてはやしたりしても、何の健康ブームもきゅうりからは生まれない。あの野菜はきゅうり味をした水の固まりだと思ってかまわない。ああ、そうしたらダイエットの食材には向いているのかも。


栄養がないということは、ただの嗜好品ということになる。純粋に食の楽しみのためだけにある食材なのだ。「好き嫌いをしていると大きくなれないよ?」ただしきゅうりは食べなくても大きくなれる。あれはお菓子のように、大きくなるとは関係無しに、ただおいしいから食べるものなのだ。おいしいと思わない人は食べなくてよろしい。きゅうりを食べなかったところで損をすることは何一つ無い。きゅうりはジャンクフードだ。


きゅうりは何の栄養もないが、人々から愛されている。河童だって大好きだ。僕も好きだ。取り得のないところが愛らしいのだろうか。僕も取り得が無いのだが、きゅうりのように愛されたいものである。

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