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笹倉及介の日記ブログ

人工物が土くれになったら?

僕たちは機械を使って機械を作り、それを使って毎日便利な生活を送っています。じゃあその機械を作る機械は何で作ったのかというと、当然機械で作ります。じゃあその機械は…。そういうふうに元をたどっていくと人間が築き上げた技術の歴史を勉強しなくてはなりません。


たとえば、どこかの悪魔が人間の手で作り出されたものを全て破壊してしまったとする。破壊というか、土くれに戻してしまう。地球にある人間的な痕跡は真っ平らになって何もなくなってしまう。


別に悪魔は人間を殺すわけではないから真っ平らになった地球の上に素っ裸になった人間が残る。人間達は、本当の原始時代に戻ったというわけではないが、そこから今の技術、科学レベルの状態まで立て直すことが可能なのだろうか? 火くらいはすぐに熾せるだろうけれど、そのあと、鉄を作って、金型を作って、部品を作って…、それから化学繊維を製造して半導体製造してプラスチック製造して…といったことは、かなり難しいのではないか。今の技術に詳しい人間は居ても、昔の技術を知っている人は居るのだろうか?半導体のデザインをする人も、半導体を作るためにまず土くれの状態から何をすればよいのか?を知っているわけではない。何年くらいで今の技術は復活するのだろうか? それとも、元に戻るのではなく、少し違った方向になるかもしれない。

そうなったら人間はどうなってしまうのか。もし核戦争が起こったら、そうなってもおかしくない。

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