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笹倉及介の日記ブログ

積雪20cmで好きなあの娘までの距離は何cm離れるか

全国的に雪が凄くて、まとまった雪が降って一週間くらいたったけれども、僕の近所はまだ20センチくらいの積雪が残っている。一人暮らし用アパートなんて誰も雪かきをしないから、なかなか雪がなくならないし、大通り以外はツルツルに凍っている。

地球は球形をしているので、目的地までの直線距離は、地球を真っ二つにしたときの円周と同じ長さである。積雪があったとしたら、それだけ円周が長くなり、距離が遠のく。直径1mの円と直径1.2mの円だと、直径x3.14=円周なので、円周の長さは1.2倍になる。たぶん。
なんだか自信がなくなってきたので自分を納得させるために説明を付け加える。直径1cmの円の円周が3.14cmなので、直径が2cmになると、円はどんなときも相似なので、2x3.14=6.28cmの円周になる。
つまり、これだけ雪が降っているのだから、積雪20cmがどこまで行っても続いているに決まっているので、地球の直径も、積雪20cm分上乗せされたはずである。地球の反対側もあるので合計で直径は40cm増えたのである。そう仮定すると、100km先だったはずの目的地はどれだけ離れるのだろう?実は結構な距離だったりしたら、僕は遠距離恋愛はできないだろう。物理的距離は心の距離に繋がるのだ。心配になってきて眠れないので、計算してみようと思った。
地球の一周は4万kmであることは知っていたので、それを逆算して直径を計算する。直径x3.14=4万kmなので、4万km÷3.14が直径になって、それが40センチ増えるから、…と適当に電卓を叩いていくと、結論は、100km先まで20cmの積雪だった場合、3.14mmほど遠のく、ということになった。
たいした数ではないということがわかったので、安心して眠れる。ちなみに、100km先まで5mの積雪だった場合、78.5mmだった。最悪のケースを想定してもその程度なので、安心できる。この数字は比例で増えていくので、突然とんでもない距離になったりしない。これで何の心配も無く遠距離恋愛の可能性を視野に入れ日々を暮らすことができる。