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笹倉及介の日記ブログ

燃えるゴミの定義を考える

いつもいつも燃えるゴミに入れるものについて悩みが多い。たとえば、キャラメルを包んでいる透明でフィルム状のものは、たいへんよく燃えると思うが、きっと僕の住んでいる自治体は燃えないゴミに分類させる。スーパーで貰うレジ袋だってそうだ。そもそも燃えるゴミのゴミ袋が燃えないゴミに分類されるような気がするが、それはまあいい。逆に燃えるゴミである、ミカンの皮などは湿っていて全く燃えないと思う。木綿は燃えるゴミだろうけれど、化繊は燃えないゴミだろうか? 混合繊維だったら…? 僕は迷ったら、燃えるゴミに捨てている。絶対に燃えないような材質だって、表面積が大きければ燃える。たとえばスチールたわしやアルミホイルなんかは燃えると思う。

たぶん、地方自治体の行政を慮って、優しい解釈をすると、燃えるゴミの定義は、「熱すると激しい光や熱と共に酸化が進むゴミ」という、化学的な原理主義に基づく解釈ではなく、「熱すると主に二酸化炭素や水蒸気が発生する有機物」なのだろうか。でもそうすると、やっぱりスーパーのレジ袋は燃えるゴミでよいような気がする。レジ袋も紙も構造はどちらも炭素を主鎖とする高分子であり、とくにハロゲンなどを含んでいないので、燃えて出てくる物質は変わらない。なんだかよくわからない。「紙」は燃えるゴミで良くてスーパーのレジ袋が燃えないゴミな理由は何なのだろうか?