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笹倉及介の日記ブログ

キノの旅〈11〉the Beautiful World (電撃文庫)

キノの旅〈11〉the Beautiful World (電撃文庫)

キノの旅〈11〉the Beautiful World (電撃文庫)


相変わらず面白い本だった。僕としては十巻から持ち直したと思う。特別扱いの話は無く、淡々と旅を続けるキノの旅だった。特別扱いというのは「新しい仲間が加わった!」「キノの旅にしては異様に長い話!」「幼いキノの成長物語!」とかそういう話の事だ。普通のキノの旅。相変わらずキノは狂言回しだし、エルメスの言葉は間違っている。以下に一話一言ずつ感想を記す。
一話:ちょっとわかりにくい。自分で想像しろということか?詳しく読んだつもりだが、納得のいく答えは思いつかなかった。
二話:冒頭でナンジャコリャー!と思っていたら、心温まるお話だった。
四話:シズ様は社会復帰のためリハビリ中のようです。そしてティーは11巻では通して二文字くらいしか喋っていないのではないか。
五話:せっかく教師の最後の言葉に感動したのに…付箋まで貼ってさ…。
六話:この話が一番気に入った。嫌いな教授に一泡吹かせるために試験で満点を取る僕を壮大にしたような話。この考え方はとても好き。
七話:どの巻にも一話はある、寓話めいて皮肉がきいたようなこともない、銃撃戦がメインの話…だと思っていた。最後に裏切られたけど。