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笹倉及介の日記ブログ

どうなると便利なのかちょっと考えてみた

最近、東京に行く機会が増えて、東京の電車賃の安さに感動している。でもそれ以上に感動したのが、SuicaPASMOの便利さだ。切符を買うことなく、スムーズにピッとやるだけで電車に乗ることができる。以前は「東京駅まで行くから、え〜っと、どれを見ればいいんだろう・・・ああ、これか、ええと、東京駅までだから、190円か・・・」そんな感じだった。今はそんなこと気にせずに、乗りたいところで乗って、降りたいところで降りればいいだけになった。
これは久しぶりに、「時代は進んだなあ、便利になったなあ」と思った。携帯電話やPCに初めて触れた時のような感覚だった。そして、今まで律儀に切符を買っていた自分が馬鹿らしくなった。こんなに便利なものを知らなかったなんて、なんと負け組だったことだろう!
「便利さ」ってのは、ある目的があって、それまでの手間や時間を省いてくれるものだ。携帯電話、パソコンなんかはそれがある。でも携帯電話で文章をプチプチと打ち込むのは不便でしょうがない。それはPCのキーボードの方が圧倒的に早いからだ。携帯電話にwebブラウザがついていたりもするけれど、それだってPCで見た方が圧倒的に早いので、見れたって便利だとは思わない。旅先で見ることができるのは便利だが、使っていてかなりイライラする。たぶんきっと、ケータイはまだまだ進化する余地は残されているんじゃないか。少なくとも、PCで文字を打つのと同じくらいの速度が出せるようになって「時代は進んだなあ、便利になったなあ」と、もう一度なるんじゃないか。
そんなことを考えていたのだけれど、地デジってのは今の考えで言うと、便利でも何でもない・・・気がする。必要ないんじゃないのか。いやでも、そんなはずはないよなあ。
よく考えるとケータイの機能の一部も必要ないものがあるなあ。たぶん「便利」の基準がそれぞれ違うからそうなるのかな。