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笹倉及介の日記ブログ

facebookは風通しの良いSNS

クローズドなSNSは人間関係に気を使ってしまうので気楽にできないから嫌だなぁ、とか、あんまし友達居ないしなぁ、とか思っていてmixiにはあまり手をつけていなかったのだが、最近、facebookが面白い。以前からアカウントはあったのに放置していたのだが、映画、ソーシャルネットワークを見て、別にあの映画はfacebookの面白さを伝える映画ではなかったのだけれど、なんとなくそれがきっかけとなって使い始めた。直接的には同僚の女の子が居たからだ。あのサービスは、とても面白いと思うのだ。以前から散々言われていることなのかもしれないが、今一度僕の意見を言わせていただくと、ソーシャルネットワーキングサイトの風通しの悪さ、mixiで言うと「足跡ふみ逃げ禁止」で表現されるような、人間関係のむにゃむにゃした気遣いで起きる「SNS疲れ」が起き難いのではないか、と思う。


facebookの「いいね!」ボタンはとてもよいと思う。クリックひとつで好意が伝わるし、「いいね!」ボタンを押してもらいたいがために、良いことをポストしたくなる。たとえ秀逸な意見でも、悪意を含んでいるものに「いいね!」は押し難い。あのボタンひとつでfacebook内が良い雰囲気になる。はてなスターはその星の意味が人によって揺らいでいる。面白いね!と思ったら押す人もいるし、勉強になるね!で押す人もいる。それは≠いいね!だ。その少しの違いが、僕の感じる「なんとなく風通しがよい気がする」理由だと思う。いいね!と思ったら押せばいいし、違ったら黙っていればよい。


実名、顔出し当たり前という土壌も、風通しの良さに一役買っていると思う。だれしも自分をより良く見せたいがため、写真は笑顔になる。笑顔のステータスアイコンの、どんな人間なのかわかってる人間の意見は、とても好意的に受け止められるに違いない。


画面の切り替えなしにぬるぬる動く操作画面と、青と白の色合いの洗練されたインターフェースのデザインも、なんとなく気持ちが楽になり、気軽にコメントを残したいと思わせる。とても考えられていると思う。何もかもに「いいね!」とできるので、みんながみんな良いことを集める。なんかすごい。


残念なのは、gmailの連絡先リストからは友達の検索ができないことだけだった。これは、連絡先をoutlook形式でエクスポートすることで間接的にfacebookに取り込むことができた。友人に招待状を送るのに必要だったのだ。