「雑誌が好きだし、雑誌を読んでいる自分が好き」という現象
先日、クーリエという雑誌を読んだ。
COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2013年 06月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/04/25
- メディア: 雑誌
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特集は「世界に通用する『教養』を身につけよう。」
袋とじには知的好奇心を満たしてくれそうな良書がたくさん載っているので、読みたい本が増えた。
グーグル、アップル、フェイスブックなどの企業で働く人たちの働き方について書いてある特集も楽しく読んだ。
以前からそう思っていたけれど、クーリエに載っているような人たちは、僕とはほど遠い層である。クーリエの特集は、世界を股にかけるようなビジネスマンとか、もうちょっと国際的なエスタブリッシュメントな人たちがよく出てくる。しかし、そういう人たち向けに書かれているわけでは無く、「そういうのに憧れているような人たち」に向けて書かれている…ような気がする。そう、僕のような。
僕は別に国際的なビジネスをしているわけでも無いけれど、でもそれにちょっと憧れてしまう。そうして、クーリエを読んでいると、そういうのに触れているような気がするし、自分が憧れているものになれたような気がしてしまう。「雑誌を読んでいる自分が好き」という状態である。そうして、少し憧れに近づけた気がするんだ。
雑誌というのはお手軽にそういう憧れを満たすことができるツールであると思う。たまに本屋で目についた雑誌を買ってみるのもいいものだ。
ところで、クーネルに載っている人たちにも憧れる。おしゃれで質素で幸福な暮らし…いいよね。
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2013/03/19
- メディア: 雑誌
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