hakanashika

笹倉及介の日記ブログ

それにつけても金の欲しさよ

半年くらい前、ハイキングに行ったんです。男二人で。廃鉱山に。
「あー、どっかに5億円落ちてねーかなー」と思った。

お金は欲しい。人生は金だけではないということはわかっている。金が一番重要なものだったらお金は使えないだろ?というコピペもわかる。

でもお金は欲しい。おおむね僕の不安はお金によって解決するし、お金があったらいやな仕事をやらずに、大学にもう一度行くとか、世界一周の旅に出るとかするだろう。6億円当たったらなにをしようか。想像しただけでなんて楽しいんだろうと思う。

まあわりと今でも人生楽しんでいるような気がするけど、お金は欲しい。


ところで、「ブログの収入が本来の職業の収入を追い越す」という人のブログをちょくちょく見るのはどういうことなのだろう? マジあこがれる。

このブログに試しにつけてみたアドセンスとアマゾンアフィリエイトでの収入は、一年でだいたい1500円だった。年収1500円。こんなの頼まれてやる人はいないだろう。

更新頻度を高くするともう少し、月に文庫本一冊買える程度にはなるのだろうか。僕のこのブログをこのままのスタイルで毎日更新したとして、どの程度収入になのだろう?

自分の文章がみんなに読まれて、それがお金になるのならば、こんなにうれしいことはない。

人気ブログというのは、なんだかどうも、似たような雰囲気が漂ってくる。どうもこなれた感じというか、読んでいても面白味に欠けるというか、当然のことを当然のように書いているだけというか。題名の長いビジネス書を小分けにして薄めたような、マスコミ臭がするような。

大衆に受けるというのはそういうことなのかも知れない。「オトナの文章」というやつだ。どうも僕にはそういったものを書く気がしないのだ。
文章を書くというのは、「言うは安し、行うは難し」というけれども、その安いのほうだ。安いのだからいくらでも言えるだろう、なんでも言えるだろう。だから、難しくなるまで言うというのはとても難しいのだろう。

常人とは違う問題提起が求められる。マスコミもジャーナリストも小説家もブロガーも、文章とか言葉で商売をするには、せっかく簡単な「言う」を武器に使うのだから、それを極限まで高めなければならない。

あっ、あけましておめでとうございます。新年らしいいい感じのすべり出しですね。