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笹倉及介の日記ブログ

委員会の中の委員会

 僕の通っていた高校には、委員会の長たちが集まる委員会があるのだ。それは委員長委員会である。委員長委員会のメンバーは委員長委員である。その委員会の長が委員長委員会長である。僕以外のみんなは生徒会執行部と読んでいたけれど、それはおかしいんじゃないのか?執行部の長なら執行部長のはずなのに、生徒会長と呼んでいる。僕は、昔からの制度や慣習に流され、「決まりですから」の一言で思考を停止し、何でもなあなあに流してしまうような人間は大嫌いだ。昔からの制度や慣習だからといって、今正しいとは限らない。というか、昔から間違っていたのだ。周りがなんと言おうと、生徒会執行部ではなく委員長委員会であり、生徒会長ではなく委員長委員長だと思う。論理的にもこちらが正しいだろう。ちなみに、読み方は<いいんちょいいんかい>である。体育が<たいく>と読まれているけれど、それと似たようなものだ。<んちょい>という辺りがとてもいいと思う。<ちょいいん>という辺りも、とても素敵だ。最近ようやくよちよち歩けるようになって、行動範囲が広がり、楽しくてしょうがない幼い女の子が使いそうではないか。