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笹倉及介の日記ブログ

「外から帰ってきたらうがいと手洗い」は紳士の常識である

 子供のころ、 外から帰ってきたら、手洗い、うがいをせよと教わった。その通りにした。
 ご飯を食べる前にも、手洗いをせよと教わった。これもその通りにした。
 最初はたぶん、両親にそうしろと言われたことを鵜呑みにしてその通りにしていたのだろうと思う。だがある程度物心ついてからは、子供なりに自分で考えて、確かにそうした方が良いと思ったから、そうしていたのである。この事は、誰が考えても、そうした方が良いという結論になるはずだ。自明のことである。大人になった今も、外から帰ってきて手を洗い、うがいをする。食べる前にも手を洗う。なぜそんなことをするか、いつ考えてみても非常に筋道が通っていて、理にかなっていると思うからだ。子供でも自明なことなのに、大人が考えて違う結論になるはずが無い。というか、考えるほどのことじゃない。
 そして、うがい手洗いは僕にとって習慣化していて、外から帰ってきたら、手洗いうがいをしないと落ち着かなくなっている。これは良い習慣なので辞める気はまったく無い。
 だが、うがい手洗いは子供のする事で、大人はそんなことをしないと思っている人がいるのだ。
 というのも、今日、研究室でうがいと手洗いをしていたら、笑われたのだ。嘲笑のニュアンスだった。「子供かよ」とも言われた。もちろん少しは反論したが、そういうことで真剣に反論されても困るだろうし、僕はそんなに気にしていない。でも、大人が手を洗わなくても良い理由はまったく無い。正直よくわからない。
 こういう人は、きっと子供のころも、親から言われて嫌嫌うがい手洗いをしていたか、何もしていなかったかではないか。大人がうがい手洗いをしなくてもよい理由はなんだ。そんな理由があったら、是非教えて欲しい。めんどくさいだけじゃないのか。