hakanashika

笹倉及介の日記ブログ

メディア

喋ることよりも書くことのほうが自分の意図を伝えやすい。書いているうちに思わぬ方向へ話がそれたり、思ってもいないことを書いたり、嘘をついたり、うまいこと言ったつもりになったりと筆が踊って変なことを書いて、いろいろ自分の意図どおりにいかないことは多いけれど、それでも書いて誰かに見せるまでには何度も見直しができるし、書き直しも容易にできる。だから「これで出来上がり」という時点では意図に沿った文章が出来上がっているはずだ。でも喋るとなると話は別だ。ただ字を読むようにはいかない。情報に表情や声の大きさ、発音などが含まれるし、文章よりも短い間隔でアウトプットしなければならないので制御が難しい。まったく意図通りにはいかないまま相手に伝わってしまう。困ったものだ。どうにか落ち着いて書いたことと同じ内容を喋りで伝えられるようにならないだろうかと考えるけれど、うまくいかない。