趣味：古書店巡り

二週間に一度は古書店*1に行きたくなる。特に欲しい本が無くても、まだ読んでいない本が積んであっても行きたくなってしまう。ちょっと強迫観念めいた、「行かなければ」という気持ちがあって、行かずにはいられない。なんというか、普通の本屋というのは新しい本ばかりで、売れたらまた仕入れてくれるし、無ければアマゾンだとか、他の店で買えばいいだけなのだけど、古本というのは一期一会で、その店にある本が売れたら、それっきりでストックが無いこともありうるのだ。だから、もしかしたらという気持ちがあって、ついつい町中の古書店を定期的にうろうろしてしまうのだ。おかげで、好きな作家の隣にある本を覚えてしまったり、読んだことも無い作家の名前だけ詳しくなったりなんてこともある。でもたまに、ずっと読みたかった古典が売っていたり、ライトノベルのシリーズが全部そろっていたり、今流行の漫画が全部そろっていたりなんてことがたまにある。それに、まったくノーマークだった作家の本が特に派手な装丁というわけでもないのに異様に目立って見えて、あらすじを読んだら面白そうで、買ったらとても面白かったなんてこともある。これだから古書店巡りはやめられない。でも田舎だからいいけれど、神保町の近くに住んだりしたら、死んでしまうかも。
普通の本屋は、ブックオフのように出版社関係なく作家別に本を並べて欲しい。僕にはそっちの方が探しやすい。

*1:ブックオフなどの新古書店も含む。むしろそっちの方が多いかも。