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笹倉及介の日記ブログ

星虫 (ソノラマ文庫)

とても面白かった。これは宇宙に一度でも興味を持ったことがある人全員にお勧めしたい一冊だ。
夢に向かって日々努力して、それが叶うということはなかなか無いけれど、こういうスケールのでかい夢の話をされるとすごく勇気付けられるというか、僕も夢を諦めないでいようという気になる。なんという人類賛歌。暗い未来ばかり思い描いて気分も暗くなりがちだけど、こんな本を読むと生きる希望がわいてくる。明日から頑張れる。
最初は些細なことだけど、最終的に物凄くスケールのでかい話になっていて、希望のラストで終わるというのはSFにありがちだけど、そこがとても好きだ。

星虫 (ソノラマ文庫)

星虫 (ソノラマ文庫)

追記

読み終えた後、三部作だということを思い出し、残りの二冊を買いに走った。本屋には無かったけど、ブックオフにあった。そういえばこの星虫も、ブックオフで何故か引かれたので買ってみた本だった。たまに引かれる、というか惹かれる?という現象が起こるけれど、そういうとき選んだ本というのはほぼ当たりである。